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噛める歯ブログ

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海外医学雑誌に院長の論文が掲載されました

こんにちは。院長の稲葉智弘です。

このたび、私の研究論文が海外医学雑誌Archives of Oral Biologyに掲載されました。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23490353

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Arch Oral Biol. 2013 Aug;58(8):943-50.

私の大学院時代の研究テーマであった性ホルモン(女性ホルモンや男性ホルモン)が歯髄細胞(歯の中にある神経や血管を構成する細胞)の遺伝子にどのような作用と働きをしているのかという研究論文です。女性ホルモンの分泌が少なくなると、骨、血管、筋肉などが弱くなることや、お肌の若さにも関係しています。歯周病と性ホルモンの関係も指摘されていますが、具体的にどのように関係しているのかはわかっていません。歯も血管が通っていますので、性ホルモンが流れているわけです。その作用と機能を解明することで、将来の再生医療に貢献できる可能性を秘めています。

論文投稿ならびに掲載にあたってご指導ご鞭撻下さりました、日本歯科大学歯学部薬理学講座の筒井健機教授をはじめ教室員の皆様に厚く御礼申し上げます。

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