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院長ブログ

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スイスの歯科クリニックを視察しました

こんにちは。

院長の稲葉智弘です。

8月の猛暑も少しずつ和らいできましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。

 

私は、夏期休暇を利用してスイスローザンヌの歯科医院を視察してきました。

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スイスは2年ぶりです。前回はベルン大学の医科病院と歯科病院を訪問しましたが、スイスの開業医を視察するのは初めてでした。

今回は、レマン湖畔に位置するローザンヌ市内にあるクリニックを視察しました。現在、友人が通院していることから視察が実現しました。

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第一印象は、“スタイリッシュな最先端クリニック”でした。クリニック内はスイススタイルの内装と医療機器の配置で、とにかく綺麗です。無駄な物が一切なく、すごく清潔でした。診療室は7部屋あり、当然すべて個室になっています。十分なスペースを確保しており、歯医者特有のにおいがありませんでした。

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歯科医師は数名所属しているらしく、シフト制で診療しています。そのため、朝7時から夜7時まで受診可能で、休日診療も行っています。この診療体制はさすがに私一人ではできませんが、スイスは歯科医院がまだまだ少ないので、患者様のニーズが高いらしいです。それでも、1日診る人数は15名程度です。

滅菌室は、驚くほど整頓されています。清潔域と不潔域が完全に分かれており、なんと!オートクレーブが3台もありました。大学病院並みです。

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残念ながら、実際の治療とスタッフの撮影は許可されませんでしたが、当日は朝一番に上顎のインプラント手術、クラウンのセット、虫歯治療、カウンセリング、当院も採用しているインプラントサポート義歯(ISPD、インプラントを併用した部分入れ歯)を見学できました。

診療見学をさせていただいたDr Marc EL HAGEです。ジュネーブ大学歯科病院口腔外科も兼任されているとのことです。次回スイスに来たときは、ジュネーブ大学を見学できるチャンスを得ました。楽しみです!!

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今回は、友人宅にお邪魔しながらスイスを満喫しました。ローザンヌ郊外の人口300人ほどの小さな村に滞在しておりました。この時期は、日没が21時ぐらいなので、歯科医院視察後は山の中に入って“キノコ狩り”をしました。

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このキノコは日本名で“黒らっぱ茸”といいます。友人は“トロッペン・・・”と言ってました。

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夕食は庭でキノコのタルトフランベ(フランスアルザス地方の料理でいわゆる薄いピザ)を焼いたりしながら、美味しいワインと共にリラックスしました。

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地元のワイナリーも訪問し、日本では珍しいスイスワインを堪能しました。

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