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院長ブログ

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ドイツ研修の旅 その4(チュービンゲン大学訪問記)

こんにちは。

院長の稲葉智弘です。

前回までは、チュービンゲン大学歯学部についてお話しました。今回は、

歯科病院についてお話いたします。

当日は補綴科(クラウンブリッジ、義歯、顎関節症、咬合などを担当する科)を訪問しました。主任教授のWeber先生(Prof. Dr. Heiner Weber)が不在でしたので、医局員のエバ先生、プッチャー先生が病院内を案内してくれました。

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日本と同様に補綴科、保存科、矯正歯科、口腔外科(歯科外科)があります。

第一印象は、診療室内がとにかく整理整頓がしっかり行われていて、病院建物は年数が経過しているにも関わらず、とても清潔感がありました。

診療室内も余計な器具や材料は目に写る場所になく、棚の中に保管されています。診療台(ユニット)はもちろんカボ社製ユニットです。

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この写真は、なんと!!当院顧問の稲葉繁発案ならびに製品化された“カボミニテック技工机”が診療室のほとんどの机にビルトインされていました!!日本未発売のシステム机ですが、顧問が考えた器械が医療先進国ドイツの現場最前線で使用されていて、本当に光栄です!!

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稲葉歯科医院も診療台はカボ社を採用しています(3台すべて)。実際ドイツの現場と同じものを使用して診療しているので、あとは私の知識と技術がドイツの歯科医師と同等であれば、日本でもヨーロッパスタイルの事ができると思います。これからもがんばります!!

この写真は補綴科の壁に描かれている絵です。3人の教授先生を医局員もしくは学生がアーティスティックに描いたものです。これを病院の壁に描くことができるのも、“ドイツスタイル”なのだと思いました。

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この像は、歯科病院のエントランスに置かれています。“ここで働くすべての職員は、お痛みを抱えながら訪れる患者様の気持ちを忘れずに診療して下さい”という意味が込められているそうです。

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では、また次回のブログもお楽しみに。

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