最新精密インプラント義歯 in 大阪│部分入れ歯・総入れ歯なら、新宿区山吹町にある稲葉歯科医院併設 INABA入れ歯専門歯科室│噛める歯ブログ

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最新精密インプラント義歯 in 大阪

こんばんは。

院長の稲葉です。

国際インプラント学会学術大会に参加するため、昨日から大阪に行ってきました。大阪での開催は今回が初めてとの事です。この学会は、ドイツインプラント学会(German Association of Dental Implantology, DGZI)と深く関わりがあり、今回もドイツのインプラント専門医のレクチャーを受けることができました。

午前の部では、ドイツ式義歯の歴史、種類、構造に始まり、インプラント義歯の製作方法についてDGZI副会長のVollmer教授の講演を拝聴することができました。

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午後の部は、Tübingen大学歯学部補綴科のWeber教授と再会することができました。DSC_0617

Weber教授の講演の中で、今年4月に開催したIPSG包括歯科医療研究会発足20周年記念大会の様子と、私の実家に夕食を招待した時のスライドが出てきて感激しました。

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当院で行っているドイツ式義歯やインプラント上部構造製作に関して、放電加工(スパークエロージョン)という方法を用いて精度向上させる内容を発表されておりました。

残っている歯を抜かずに温存しインプラントと両立させた精密義歯がスライドに出てきました。歯周病で将来不安な歯であっても、インプラントでリカバリーできる素晴らしい方法です。

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インプラントを土台にして、その上に当院も行っている旋回リーゲルレバーを組み込んだインプラント義歯がスライドに出てきました。この方法を採用すれば、義歯を小さくする事が可能となり、会話や食事で上アゴの義歯が外れて落ちてくることはないでしょう。

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ドイツ式義歯は、インプラントをうまく利用することで治療の選択幅が大きく広がります。非常に精密に作られており、快適な義歯であることが改めて確認できました。これからも、最先端ドイツ式義歯の普及に務めていきたいと思います。

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