ドイツ人に通用する歯科治療
昨日、あるドイツ人男性の歯科治療を行いました。深い虫歯でしたが、細心の注意を払いながら神経を抜く事なく温存し、痛みがない事を確認してから、後日白い材料で削った穴を埋めました。
治療を終えた後、その患者様が私共におっしゃったことは、
「今回、稲葉歯科医院で治療できて本当に満足しています」
「ドイツでも見た事ないような沢山の医療機器があり、びっくりしました」
「ドクターとハイジニスト共に、すごく丁寧に治療してくれました」
「今回の事は、私の家族、友人、同僚に沢山話しています」
日頃から、ドイツやスイスの歯科治療の水準を目指してやってきたので、
こんな嬉しい感想を聞くことができたこと、ドイツ人に通用する歯科治療ができたことは大変光栄です。
昨日の日本経済新聞朝刊の一面に、
「歯医者なぜ長引く 供給過剰 無駄な治療も」
と大きく書かれていました。
確かに歯科医院はコンビニエンスストアより多くあります。歯医者の現状は厳しいかもしれませんが、そこで落胆せずに日頃から歯科治療の技術向上や訪れる患者様への思いやりと信頼を築くことが、これから更に求められる時代に入ってきたと感じました。