フランス人間国宝(Maître d'Art) | 東京都の入れ歯治療専門サイト

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フランス人間国宝(Maître d'Art)

院長ブログ

昨日の台風も関東を過ぎて、本日は夏日が戻ってきました。

9月12日(火)から、上野の東京国立博物館表慶館でフランス人間国宝展が開催されています。日本の「人間国宝」にならって、フランスは1994年からメートル・ダール (Maître d'Art)という称号が作られました。この称号を受けた作家は、優れた伝統や技術を後世へ継承する義務があります。今回は、メートル・ダールの称号を持つ工芸作家のうち、15名が来日しています。開催日前日の特別内覧会とレセプションに招待されましたので、昼休みを利用して参加致しました。

フランス人間国宝(Maître d'Art)
フランス人間国宝(Maître d'Art)

約200点の作品が表慶館の建物の中で見事に披露され、作家の方々の感性、美、手仕事の賢さが見事に伝わってきました。各分野の素晴らしい素材を生かして伝統的な手法と斬新な発想が融合し、卓越した手仕事で素晴らしい作品に仕上がり、人々に感動を与える事にとても感銘を受けました。残念ながら、写真撮影は禁止でしたのでブログにアップできませんが、11月26日まで開催していますのでご興味のある方は東京国立博物館へ行ってください。

フランス人間国宝(Maître d'Art)

9月17日(日)は、子供達のためにワークショップが開催されました。私の娘は羽根細工作家のネリーソニエさんのワークショップを受講しました。ネリーさんは14歳で羽根細工に出会い、失われつつある羽根細工の伝統を伝える数少ない作家です。最近では、その才能が認められ、ヨーロッパのファッションやジュエリー業界からのオファーが数多くあり、その技術と美が注目されています。

フランス人間国宝(Maître d'Art)

今回は、数多くの羽根を用いて小鳥を作るワークショップでしたが、実際作ってみると大変繊細な作業でした。細かい手仕事に加えて生命力のあるネリーさんの作品に、改めて敬意を表します。

フランス人間国宝(Maître d'Art)
フランス人間国宝(Maître d'Art)
フランス人間国宝(Maître d'Art)
フランス人間国宝(Maître d'Art)
フランス人間国宝(Maître d'Art)

今回のレセプション及びワークショップを通じて感じたことは、入れ歯治療も安全安心な素材を生かして、患者様に合わせて多くの経験と美を考えながら作製し、出来上がった入れ歯で患者様、ご家族やご友人の方々に感動を与えられるように、これからも一生懸命センスを磨きたいと思いました。

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